塾・教育総合展が開かれた。
これは私が役員を務めている塾団体が毎年行っているもので、今年も有楽町近くの東京フォーラムで開催された。
役員は全員、会場設営の手伝いをすることとなっており、まだ夜の明けない6時前に自宅を出た。
朝というのに電車はほぼ満員。ふだん早朝の電車には滅多に縁がないが、日本人の勤勉さに敬意。
この総合展には70社以上の教育関係企業が出展していて、業界の最先端の情報に接することができた。
会場内には、紙ベースの教材はもちろん、パソコンを使った教材、成績管理システム、プログラミング・ロボット作成用の教材、それに、イジメをなくす会のブースまであり、学習塾の裾野の広さを感じる。
閉会後は机やイスの撤去など、ふだん、「エンピツより重いものをもつ機会に乏しい??」塾講師にとっては肉体を酷使する1日だった。
学習塾というと、「夜、子どもに勉強を教えるところ」というイメージが強い。もちろん、それはそれで誤りではない。
ただ、勉強といっても英語や数学だけが指導の対象ではない。現時点でも、伸栄学習会では速読速聴やロボットの指導もしている。
それに、子どもの将来を保護者と一緒に考えるのも重要な役割になっている。AO・推薦の指導でこれがメインともいえる。
30数年前に伸栄学習会を立ち上げたときとくらべると、大きな時代の変化があった。それやこれやを考えると、広い視野・高い視点に立って子どもの指導をする大切さを改めて感じた。
コメントを残す