都立国際高校を訪問して、国際バカロレアコースの授業を見学させていただいた。
国際バカロレアコース(IB)とは、大学入学の国際資格制度。ディプロマプログラム(DP)で2年間学んで試験に合格すれば、世界各国の大学入学資格が得られる。
都立国際高校は日本の公立高校として、昨年5月にはじめて認可された。海外の大学への留学熱が高まる中、注目を集めている高校だ。
現在、同校の高校2年生の19名が、ディプロマコースの初年生として学んでいる。このうち、純粋に日本の教育だけを受けた生徒は4-5名、残りは帰国子女・外国生まれ・外国人とのこと。
授業の大半は英語で進められる。しかも、日本語で授業が進められる「国語」でも、グループディスカッションには英語が混じっていた。
校長先生曰く「多様性を重んじる」とのことだが、髪を染めている生徒、ピアスをしている生徒なども多数iいる。英語が飛び交う中、「日本の学校」という感じがあまりしなかった。
同校では日本の高校卒業資格も得られるが、日本の大学進学は原則として考えないとのこと。
IBの取得は簡単ではないと聞く。現高校2年生がどのように成長するのかウオッチしていきたい。
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