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 夢分析についてのセミナーに出た。

 「夢のなかに登場する事物は深層心理を反映したもの」と言われるが、自分自身の自己理解がすこしでもできれば、と思いつつセミナーに参加した。

 覚えているかどうか、自覚してるかどうかは別にして、睡眠時間の1/4は夢を見ているそう。つまり、人間は、1年間で700時間近くは夢の中にあることになる。

 夢とは、無意識から自分へのメッセージで、特によく見る夢やは「気づいてくれ!」という自分の心の叫び。

 そして、夢は決して自分を否定するものではない。

 例えば、自分が死ぬ夢は、自分自身に、生まれ変われ、今の自分の殻を破った方がいいというメッセージ。否定的に捉えるべきではない。

 ただ、「夢辞典」は存在しないので、これはこう、という決めつけはしないで、できれば近しい人と話し合い、連想の中で味わうもの、とのこと。

 「夢」というと、「人生の夢」という意味と「睡眠で見る夢」の2つがあるが、どの国の言葉も「夢」にはこの2つの意味がある。そういえば、英語のdreamもその1つ。

 つまり、人生の夢も、睡眠の夢も同質のものとのこと。

 これまで、夢について、それほど深く考えてこなかったが、「夢は気づき」「夢は自分を否定しない」という指摘にホッとさせられた。 

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