幕張メッセで開かれている「クラウドコンピューティング」「ビッグデータ活用展」の展示会に足を運び、セミナーにも参加してみた。
今、教育界ではICTが大流行。e-ランニング・タブレット・電子書籍………という言葉はあちこちで飛び交っている。
ただ、これまで、クラウドやビッグデータという言葉はよく耳にするが、それが教育とどう関連するのか、今ひとつピンと来なかった。
何かが見えれば、そんな問題意識を持って展示会を覗いてみた。
会場は大盛況。特にセミナー会場は1000名を優に越す参加者であふれかえっていた。
セミナーでは、クラウドの活用例、人工知能、 経済産業省の施策などが紹介された。話の内容はわからないでもないが、やはり、どうもピンと来ない。
これは出展企業のブースを回っても同じ。
確かに塾の業務改善、特に講師間の連絡や意思疎通には役に立つかもしれない。でも、肝心の子どもの指導への活用となると具体的な姿が見えてこない。
私自身の不勉強のために、見える人には見えるものが、見えてこないのかもしれない。
ただ、先日もあるIT企業の経営幹部の方が仰っていたが、「教育にITはあまり馴染まない。仮に導入されても限定的ではないか。」という話はホントウではないかとも感じた。
よくわからない、というのが正直な印象。
そうは言っても、浦島太郎にはなりたくない。しっかり動向はウオッチしなければとも強く感じた。
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