高輪中学高校の学習塾対象の説明会に出た。
同校は創立130年を誇る中堅男子校。昨年より高校の募集を停止して、6年間の完全な中高一貫体制を取っている。
中学3年の段階で数検3数の取得率は94%、多くの生徒が英検準2級にチャレンジしているとのこと。
卒業生を分母とする純進学率で、国公立に13%、国公立+早慶上理基で34%、国公立+早慶上理+GMARCHで51%。つまり、MARCH以上の大学に半数が進学している。
この種の数値は「合格者」で示されることが多い。ただ、同校は「進学者」で公表しているのでとてもわかりやすい。
中1・中2の授業を見学させていただいたが、子どもっぽさが残る中、マジメに勉強している様子に好感が持てた。
ところで、同校は泉岳寺の中に立地している。
すこし早く到着したので、これまた久しぶりに赤穂義士の墓地を参拝した。
高輪中高の塾対象説明会は、校長の挨拶に引き続いて、教頭・広報から大学入試結果・中学入試の要項と昔ながらのパターンで進められた。
最近は塾対象の説明会で新しいスタイルを取り入れるところが多い。そんな中、同校の説明スタイルは20年前30年前とほとんど変わっていない。
それに加えて、周囲の環境や校舎も泉岳寺の境内にあるためほとんど変わっていない。
世の中がいろいろな面で大きく変化している。
そんな中、変わらない、もっと言えば「敢えて変えない」というのも良いものかと感じた。
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