昨年に続き京都で開かれた「高校教育フォーラム」に出た。
今回も高校の先生と大学教授から「キャリア教育」についてさまざまな研究発表があった。
参加者は全国各地から約300名。いろいろな先生の考え方に接することができ、私にとって大きな学びになった。
「キャリア教育」は就職支援に留まらない。むしろ、就職支援はこのごく一部。
中学生・高校生にとってのキャリア教育とは、「学習者としての役割を自律的に遂行すること」
「子どもの本分は勉強」という言葉がある。これこそキャリア教育の中核という当たり前の結論に戻っただけだが、この意味は大きいのではないかと思う。
職場体験などのさまざまな校外学習が行われていて、それはそれなりに意味はある。ただ、真に子どもにとって大切なことは「学ぶ」こと。
大学生の就職活動についても詳しい報告があった。
就活とは「自ら号砲を鳴らすハードル競争」という譬えとともに、期日を守ること、決められたフローチャートに乗ること、忍耐強く諦めないことが大切という補足があった。
この多くは受験勉強に重なる。
学びと仕事は重なる部分が大きい。よき社会人になるためには子ども時代の学びが大切。
「学び」の重要性を再確認させられた。
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