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 ある塾団体の定例会で「大手商社からみた教育産業の今後」と銘打った講演を聞いた。

 講演者は住友商事の方。

 実は、大昔、住友商事に10年ほど勤務した経験があり、ある種の感慨を持って話を聞いた。

 住友商事ではICTの進展、とりわけ教育事業で著しい成長が見込めることから、Ed Tech(教育×IT)の分野に参入したとのこと。

 そういえば、昔、住友商事に勤務していたころ、世の中に新しい動きがあると、よくその動向を調査を命じられた。

 バイオテクノロジー、新素材、新エネルギー……… 事業化したものもあったが、途中で断念したものもあった。

 総合商社が世の動きに俊敏なのは今も昔も変わらないよう。

 話の中で特に面白かったのは英語教育について。

 文科省はグローバル化に対応した英語教育のあり方について検討を進めていて、2020年から小学校で本格的な英語教育を導入する予定。

 住友商事もこの動きに注目していて、さまざまな検討を進めているとのこと。

 
 伸栄学習会も同様に、特に小学生英語について全国学習塾協同組合と一緒に勉強を進めている。

 
 話を聞く限り方向性はあまり変わらないよう。英語教育の重要性を改めて認識した。 

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