千葉カリキュラム学会に出た。
この学会は実践的な教育研修を目的にしていて、ある塾団体が会員となって関係から、今回はじめて出席した。
この日のテーマは発達障害の早期発見の事例報告と、文科省課長による次期学習指導要領の改訂の方向性についての講演。
学習指導要領の改訂は学習塾にとっても影響が大きい。話はとても勉強になった。
次の学習学習指導要領の改訂は2020年、つまりオリンピック開催の年に予定されているが、現在は「道徳教育」について集中的に検討が進められているとのこと。
方向性としては道徳の教科化、つまり国語や音楽などと並んで正式教科となり、成績もつけられるようになるとのこと。
道徳については、「いじめ撲滅」「社会の乱れを正す」「伝統文化の尊重」等など、さまざまなイメージがあり、学校の現場でも温度差が大きい。
ただ、指導内容の充実、指導方針の明確化などのために教科化は必要。近々、答申が出る予定とのこと。
その後、秋頃からは小学生英語の充実に向けて具体的な検討に入る予定との由。
学習指導要領の改訂など文科省の施策については新聞などで情報を得ることが多い。ただ、やはり、実際に責任者から直接話を伺うとリアリティが違う。
いろいろな意味でたいへん勉強になった。
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