保育士の試験の合格通知が届いた。
夏に筆記試験、秋に実技試験が行われて何とか通過できた。
実はこの試験、ある塾の大先輩から勧められたのがそもそものきっかけ。受験を通じて、いろいろな面で勉強になった。
塾に通う生徒は十代が多い。一方、保育の対象はずっと年少。
大切なことは人間の一生は連続していて、乳児・幼児・小学生・中学生~~それぞれの時期が独立しているわけではない。
塾に通っている子どもたちもかつては乳児・幼児時代を過ごしている。ただ、現実の子どもたちには、すでにその時期が終わっている。
私たち講師はともすると、一人ひとりの子どもと接する時に、その子に「昔」のあったことを忘れがちになる。
保育士の勉強を通じて、強くそのことを自覚させてくれた。
たぶん、私自身が保育士としての仕事を行うことはないと思う。ただ、それはそれとして、試験を通じての経験を塾の子どもの指導に生かしたいと思う。
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