本年度、最初の模擬試験を行った。
伸栄学習会では模擬試験の受験を義務付けていない。塾によっては、受験学年については強制的に受けさせるところもあるが、当学習会では開設以来、ずっと、判断を生徒・保護者に任せてきている。
私自身、強制されたり足かせを嵌められるのが好きではない。そんなことも、反映しているように思う。
伸栄学習会では模擬試験を月に1回行っているが、昔は、申込も毎月行っていた。つまり、受験するかどうかは、毎月、生徒・保護者に判断を求めていた。
ただ、保護者から、「毎月の申込みだとウッカリ忘れてしまうことがある。」「その都度、子どもを説得するのも面倒。」などの声があり、数年前から前半は4ヶ月分、後半は5ヶ月分まとめて申込みいただく方法に変更した。
模擬試験は強制しないが、ただ、できる限り受けて欲しいとは思っている。だから、生徒・保護者にはできる限りていねいに受験の案内をしている。
そんなこともあって、本年も中3受験生については、特別な事情のある方を除き、全員、受験することになった。
伸栄学習会では模擬試験について、「自己採点」と「やり直し」を徹底するように指導している。本日も試験終了後、自己採点をしてもらった。
この自己採点、何回か試験を続けるうちにだんだん精度が上がってくる。それとともに自分の弱点も見えるようになる。
試験はただ受けるだけでは意味がない。試験の生かし方を指導していかなければならないと感じている。
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