学習塾講師検定の審査員を勤めた。
1年ぶりの審査。私自身もかなり緊張して審査に臨んだ。
毎年、受験者のテクニックが向上しているのを感じる。審査は当然、一定のルールに従って行われる。
この検定の場合、上手い下手というより、ある一定のチェック項目を実行しているかどうかが採点に影響する。多くの受験者が、そのチェック項目を意識して実行するようになっているので合格になる確率が高くなっている。
この結果、受験者の授業のラインはかなり向上したのではないかと思う。
ただ、それが、授業全般の魅力向上に直接つながるかというと話は別。一人の受験者に対して私も含めて3人の審査員が評価を下すが、魅力部分をどのように採点するかについて意見が分かれた。
面白いのは、3人とも問題点そのものの指摘に大きな乖離はないが、その点数化に当たって意見が分かれること。
評価の難しさを改めて感じた。
コメントを残す