中学・高校入試について「耳より情報」を得た。
塾長・私学・出版社・教育研究機関のなどの関係者が集まって、この時期、情報交換をしている。この席で面白い話を聞くことができた。
その1つが「くり上げ合格。
多くの私学では合格発表後にくり上げ合格者を出している。今年は特に顕著だったとのこと。
確認できた数だけで開成66名、麻布52名、海城42名、慶応中等部51名、豊島岡女子65名………
このため、中堅校ではその玉突き現象が起きて相当混乱したそう。
しかも、そのくり上げ合格も断った人がかなりいた模様。くり上げ合格ということはその学校にビリで入学する。それならば、断ろう、というのが理由の1つだったよう。
また、附属校受験者が相当減った。
この理由の1つが、今は経済的に子どもを私学に通わせる力はある。ただ、10年間という長期間の支払能力に不安を感じる保護者が増えたのではないかのこと。
それに加えて、震災絡みの影響はいろいろあったよう。入試状況が刻々と変化していることを肌身で感じた次第。
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