知り合いの大先輩塾の「50周年を祝う会」に出席した。
会のサブタイトルが「ことばが人をひらく時」。
主催者によると、大先輩はもちろん、出席者全員が「ことば」を大切にする方で、かつ塾の実践の中で「ことば」を真剣に指導してきた方ばかりなので、このタイトルになったとのこと。
会は4時間に及んだ。大先輩と親しくしていた方4名がスピーチをしたが、いずれも感銘深いものだった。
この種の「祝う会」だと、多くの場合、いわゆる「お世辞」が並べられがち。でも、この会では、それぞれが「ことば」を媒介に自らの信念を語っていたのが印象的だった。
子どもを取り巻く「ことば」の環境は決して好ましいものではない。
男女差別をする気はないが、女の子も「てめえ」とか「オメーラ」ということばを発する時代。
少なくても、塾の中にあっては、正しいことば、それによい文章を提供する場でなければならないことを痛感した。
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