ある塾団体でオランダの教育事情について勉強会を開いた。
オランダと日本の教育事情は対照的。オランダの教育は一言で表現すれば「多様」。学校の設立、親の学校選択権、教育の自主性が憲法で認められている。
生徒の人数さえ集まれば自由に学校が作られ、しかも公立・私立にかかわらず、運営費(授業料など)は国が負担する。
日本のように、公立・私立による親の負担の増減はない。すこし大きな街なら学校は至る所に作られていて、その中から親は自由に学校を選べる。
もちろん、歴史的・文化的・宗教的背景の異なる国を、単純な教育制度だけを取り上げても意味はない。
ただ、日ごろ、塾の仕事に埋没していると、こんな「違い」を実感することもない。その意味で、今日の勉強は刺激になった。
刺激といえば、今日の勉強会に、ある模擬試験会社の役員の方が参加されていたこと。その方曰く、「現状のビジネスをキチンと行うことはもちろん大切だが、常に新しい可能性を模索していくことも必要」との由。
常に目を開いて可能性を追求していくことの大切さを教えられた一日でもあった。
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