県立船橋東高校を訪問した。
同校を訪問するのは3年ぶりくらい。2学区の県立高校の進学校として人気が高く、浦安・行徳からの入学者も多い。
学校の概要について詳しい説明を受けたが、いくつか驚くべき話があった。その1つが、入学試験と入学後の成績や大学進学実績の関連について。
入学試験の成績と大学進学実績は正の相関があるのが普通。そもそも、入学試験を課す目的の1つはここにある。
ところが、船橋東の場合、特色化選抜の独自問題の成績と進学実績は全く相関がなく、また、一般入試の学力試験も同様に進学実績とほとんど相関がなったとのこと。
そんな中、中学の内申点だけが進学実績と相関が認められているとのこと。
そんなこともあって、前期入試では内申点を2倍にしているとの説明があった。多くの進学校は、内申点1倍以下にしている。船橋東がなぜ、2倍にしているのか、この説明で納得がいった次第。
しかし、入学試験が入学後の成績と関連がなかったという話はやはり驚き。学校訪問をしなければこんな話を聞くのは不可能。今日はとても勉強になった。
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