オランダの学校で導入されている「イエナプラン」のワークショップに出た。
「イエナプラン」とは、異年齢の生徒をクラスにまとめて行う教育方法。
たまたま、このワークショップが浦安で開かれたこと、それに何人かの塾長から勧められたこともあり、夏期講習を抜け出して参加した。
ワークショップと銘打たれているように、この日はセミナーはレクチャー方式ではなく、「イエナプラン」の授業そのものを大人向けにアレンジして行われた。
授業は先生(グループリーダーと称される)を中心に輪になって進められ、作業は班に分かれて行われる。
日本の学校のスタイルとは全く違う。
ただ、この「イエナプラン」、伸栄学習会の授業スタイルと似ている部分もあり、改善のヒントがたくさんあった。
講師のリヒテル直子氏によるテンポの良い進行に魅了されたが、特に次の2つ言葉が心に残った。
「建築家の仕事は建物を建てること、料理人は料理を作ること。教師の仕事は人間を育てること。」
「教師がやるべきことは、教育科学に基づいて子どもにとって最適なsituation(場・状況)を作ること。」
気づきの多い勉強会だった。
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