ある塾団体の研修会で、千葉県教育庁の方から公立入試について話を聞いた。
この春、千葉県の公立入試の制度は大幅な変更があった。この結果や今後の動向について貴重な情報を入手することができた。
今年の公立入試の平均点は前期選抜も後期選抜も258点。測ったように同じになった。「同じ難易度の問題を作ったが、奇跡的な一致。」とのこと。
昨年の一般入試の平均点は237点。20点程度のアップとなったが、その理由は理科。「昨年の理科が難しすぎたとの批判があったので、意図的に易しくした」そう。
来年の入試のレベルは「今年と同程度にする。ただし、実際に平均点が同じになるかどうかやってみなければわからない。」
今後も前期選抜・後期選抜の2回の入試が行われるのかどうかについては、「内部では1回にすべきとの意見はある。埼玉は来年から1回。神奈川・茨城も1回にする方向で検討が進められているよう。千葉もそうなる可能性がある。ただし、時期は全く未定。」
その他、「部活推薦による合格内定ついて、いろいろウワサがあるのは承知している。しかし、絶対に“ない”。あったら校長の首が飛ぶ。」など率直な話が披露された。
このような場をアレンジいただいた関係者の方に感謝!
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