淑徳巣鴨中学高校の塾対象の説明会に出た。
同校は中学入試で「チャレンジドリル入試」を行っているそう。独自に作った国語の算数のテキストを受験生に配布。このテキストの問題だけに絞って、入試を行っているとのこと。
テキストの内容は難しくない。特に受験勉強をしていない小学生でも十分解ける内容。
問題を基礎基本に絞って、中学受験のための特別な勉強をしてこなかった人に門戸を開放したいとのこと。公立中学一貫校の受験生の取り込みも考えているよう。
中学入試の新しい取組かと思う。
ところで、同校は浄土宗系の私学。この日の説明では、創立者の「感恩奉仕(カンノンホウシ)」という言葉の紹介はあったが、仏教という言葉はなかったように思う。
説明会後にそのことを質問してみた。
「以前はもっと仏教色を排した説明していた。ただ、最近、少しは取り入れるようにしている。」とのこと。
確かに宗教の説明は難しい。誤解も与える。淑徳巣鴨に限らず、宗教色を排した説明をする学校は多い。
でも、この先生、学校の仕事をしながら、僧籍を取得したとのこと。宗教は「心の支え」として大切と考えているとのこと。
「心の支え」………心に残る言葉と感じた。
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