和歌山県にある慶風高校を訪問した。
同校は通信制高校。不登校で退学するなど、何らかの事情のある高校生が通っているとのこと。
同校がユニークなのは校長が、以前、塾の経営者であったこと。
和歌山市内を中心に複数校舎を展開していたが、子どもたちの教育を進めて行く中で、専門学校などを経て現在の姿になったとのこと。
校長先生からいろいろお話を伺ったが、とにかく子ども思い。教育に対する熱情を強く感じた。特に、一般の高校に馴染まない生徒に対して、強い愛情を注いでいるのを実感した。
同校に通うテニス部の布目千尋さんは、去る8月に開かれたインターハイの女子シングルスの覇者。彼女は国内・海外で開かれる試合に積極的に出場しているとのこと。
通信制は一般の高校とくらべて、学校の縛りが少ない。スポーツなどに特化したい子どもにとっては大きなメリットになる。
布目さんが獲得したインターハイ
の優勝旗。
かつて、伊達公子や杉山愛も
この大会で優勝した。
通信制について学べる機会はあまりない。同校を通じていろいろな学びがあった。
コメントを残す