東京都立一橋高校を訪問した。
同校は昼夜間定時制の高校。JR浅草橋から徒歩5分くらい。問屋街の中にある、わりと耕地面積の狭い高校だ。
かつては普通科全日制の高校(つまりよくある高校)だったが、かなり荒れている学校だったとのこと。だいぶ前、この高校の先生から苦労話を聞いたこともある。
ただ、今は全く違う。授業を見学させてもらったが、どの教室も授業が整然と行われている。それに、1クラス当たりの生徒数がとても少ない。
単位制高校のため、生徒の授業選択の幅が広く、その結果、1クラス当たりの生徒数が少なくなるとのこと。
一般の定時制高校の授業は、夜、行われる。ただし、同校は昼夜間定時制のため、午前部・午後部・夜間部の3部の授業が行われている。午前部は朝から昼まで、午後部はお昼から夕方まで、夜間部が夕方から夜にかけて授業が行われる。
東京都にはさまざまなタイプの公立高校がある。チャレンジスクールは不登校の生徒のための高校だが、同校は様々な生徒のライフスタイルに応じた学習機会を提供しているそう。
朝から晩まで授業が行われ、しかも通信制も併設しているので、1400名もの生徒が通学しているとのこと。
一口に「高校」といってもさまざまなタイプがある。新しい視点を得られた一日だった。
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