足立区の公立中学校での授業が終わった。
同区の教育委員会からの委託を受けて行った授業だが、いろいろな面で勉強になった。
一点目は塾の子どもも、学校の子どもも違いは全くないという点。当たり前といえば当たり前だが、学校での子どもの様子はふだん見ることができない。
塾は学校と違って、「通いたい子」だけが来るところ。学校はそうではない。だから、子どもの様子が違うのではないかと思ったが、私の見た限り、その差はまったく感じられなかった。
ただ、担当した授業は夏休みの補習。強制参加ではなく、希望者を募ったとのこと。だから、ふだんの子どもたちとは違っていたのかもしれない。
それに学校の先生方がいろいろ点でかなり協力してくれた。授業前後に子どもたちにいろいろな注意をしていたようだ。たぶん、「外部の教師が来るので、失礼のないように」との注意もあったのだと思う。
二点目は50分という時間の短さ。学校の授業は50分。一方、伸栄学習会の授業時間は120分。圧倒的に違う。
50分の授業では「演習時間」を取ることがほとんど不可能。説明だけで終わってしまう。理解した内容を演習で定着させたかったが、残念ながらできなかった。
学校の先生から「演習の時間がなかなか取れない」という話を聞いたことがあるが、これを実感した。
わずか5日間だったが、とても勉強になった。
この夏の終わりには、地元の県立高校から同様の補習授業の依頼をいただいている。このような勉強の機会をいただいていることに深く感謝!
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