「キャリアコンサルティング基礎演習」セミナーに出た。
現在、伸栄学習会では、社会人対象の「緊急人材育成支援事業」基礎演習科の授業を行っている。
また、一方で、高校3年生に対して「AO推薦指導」を行っている。AO推薦入試では、大学に進学にする目的と卒業後の進路を明確にすることが必須。
いずれも、就職支援についての実情を把握しておくことが不可欠。こんな目的意識でスタッフと一緒に出かけた。
セミナーでは、前半で「キャリア」や「キャリアコンサルタント」についての総論的な説明があり、後半ではコンサルティングのロールプレイなどが行われた。
長引く不況の中で多くの失業者が生まれているが、働くことが意義が問われていること、また、「働いていいよと企業から許されるため」に求職者はどうあるべきかなどについて詳しい説明があった。
実は、私のこれまでの常識では、求職者は「アナタがいないと困る」人材になるためにどうしたらよいか努力すべきと思っていた。
ところが、そうではなくて、「働いていいよと許可される」ためにどうすべきかを考えなければならないところに、今の就職環境の厳しさが現れているように思えた。
伸栄学習会では、専任のキャリアカウンセラーのスタッフも常駐している。
これらのスタッフとの共通言語を持てたことも、この日の収穫の1つだった。
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