小学校の卒業式から今日まで、何度が賞状を授与されたことがある。賞状を授与されることについては、ある種の「慣れ」がある。ただ、その反対に、賞状を授与するとなると話は別。
今日、私にとって、生涯二度目の賞状の授与をする機会が与えられた。
現在、伸栄学習会では昼間の時間、厚労省の委託を受け、社会人を対象にした職業研修を行っている。この研修期間は6ヶ月。
1月から始まった妙典教室での研修が今日で最後日。同教室で終了式が行われた。
この日のメインは修了証書の授与。私の役目は、証書を研修生の一人ひとりに手渡していくこと。動作そのものはすごく単純。
ところが、これ、かなり緊張する。
賞状、1枚1枚はやはり重い。研修生にとって、この日は晴れの日。その証ともいえる賞状は単なる「紙」では決してない。
半年間の様々な思いは研修生にはもちろんのこと、私にも当然ある。そんなさまざまな思いを詰め込んだのが、それぞれの1枚の修了証。
30名弱の方々に、修了書を授与し終わったときには体全体がグッタリしていた。
でも、この疲労感、とても心地よい。こんな機会を与えてくれた研修生の方々に改めて感謝。
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