「職業人講話」なるテーマの講師を務めた。
塾の講師をやっていると、話をする機会は多い。子どもの前はもちろん、保護者会などでも話をすることはしばしばある。
準備にはそれなりのエネルギーを使うが、特に、大きな負担を感じることはあまりない。
ただ、今回は別。
聞き手は大人ばかり。私より年長の方も多い。そんな人の前で、自分の職業人としての経験を踏まえ、参考になる話をせよとのこと。
とてもとても、私にはそんな資格なんかわるわけない。気が重いこと、この上なかった。
それでも、「やれ」という指示。まな板の鯉となって講師を務めた。
持ち時間は1時間。塾の通常の授業時間より短い。時間通り終えられるように、いくつかのケースを想定して話の用意をした。
幸い、眠ってしまう人はいなかった。何人かの人からは、興味を持って聞いてもらえたようだった。
ただ、それにしても、荷が重い。このテーマ、あと、50年くらいたったら、私でも自信を持って話せるようになるかもしれない。
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