ある塾団体が主催する「学習塾講師審査員初期研修会」に出た。
学習塾は講師そのものが「商品」。講師の資質向上は伸栄学習会はもちろん、塾全体に課せられた大きな課題。この団体では、塾講師の授業の技量を格付けして、塾講師の資質底上げを進めている。
この日は、その一環として、授業の技量を判断する審査員の研修会が開かれた。
研修の中身は、若い講師の授業をDVDで見て、その授業が一定水準に達しているかどうかを判断すること。
これは、結構、難しい。例えば、授業の中で、発問や指示が適切なタイミング行われているかどうか評価を求められるが、何を持って、これを行っているかを判断するのはかなり難解。
出席者の中でも意見の分かれる場面が多数あった。
ただ、個々の評価項目では意見は分かれるが、全体を通しては、よい授業はよい授業、悪い授業は悪い授業とかなり評価は一致する。
これは新たな発見。
それと、他人の授業を評価していくと、やはり、必然的に自分の授業も客観的に省みることになる。いろいろな気づきのある研修会だった。
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