教育コンサルタントの方にいらしていただき、伸栄学習会の授業分析をしていただいた。
伸栄学習会では、毎日、授業を行っている。その日々の授業は、過去のさまざまな経験を生かしつつ、“最善”の方法で進めている。
ただ、最善と思うのは、あくまでも私たち内部の人間の主観。客観的な検証を積み重ねた結論ではない。
従って、1つ間違えると、独りよがりな授業を展開してしまう恐れがないとも言えない。
こんな問題意識から、専門家の方にお越しいただき、私たちの授業をチェックいただくことにした。
3時間あまり教室で授業を観察してもらい、問題点などを抽出していただいた。
結論として、講師の役割について厳しい意見をいただいた。
伸栄学習会では3人の講師が役割分担をして、一人ひとりの生徒を個別指導することにしている。それぞれの役割を決めているが、その仕組みが「甘い」という指摘だった。
つまり、3人の講師が、授業の中で、同じような役割を重複して演じてしまっている時間がかなりある、とのことだった。
せっかく教室の3人の講師が配置されているのだから、その役割をもっと細分化するば、さらに精緻な授業が展開できるというのがその方の考え。
話を詳しく聞いていくと、なるほど、その通り。
さっそく、講師の役割を再検討して、一人ひとりを、もっときめ細かに指導できる仕組み作りをすることにした。
やはり、外部の「目」は大切。内部の力だけでは限界のあることを痛感した。
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