求職中の若年者に対して、就職支援を行っているキャリアコンサルタントの方の話をお聞きした。
経済情勢が悪化する中で、失業は大きな社会問題になっている。失業者の中には若年令者も多く含まれているが、彼らの意識について、長年、コンサルティングをしている方の話は、とても勉強になった。
今の若者はひとことで言えば、「真面目で素直」。
指示されたことは一生懸命取り組み、「言われたとおりやる」ことに抵抗感がない。そして、慎重でコツコツ地道にやるのが好き。失敗を恐れて、一度の失敗が取り返しのつかないものと感じる、とのこと。
これは、塾の子どもたちにも共通する部分がたくさんある。
勉強は言われたとおりにやる(中には言われたことの一部しかやらない子もいるが………)。
具体的に指示しないとやらない。
勉強して成績が上がらないことを恐れ、中には、それを理由にやらない子もいる。
真面目で素直なことをとても良いことだと思う。ただ、やはり、自ら考えて、自ら試行錯誤することも大切。その結果、失敗そても許される………こんなことを教えていく大切さを改めて感じた。
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