会社勤めしていた時の大先輩にお目にかかった。
今ではすっかり、塾というか教育の世界に染まったが、大学出た後、実は10年間サラリーマンをした。
まだ社会を知らなかったということもあるが、毎日、毎日が新しい出来事の連続で、刺激のある毎日だった。
その当時、直属の上司ではなかったが、その大先輩にはものすごくお世話になった。夜、何度も飲みに連れて行っていただき、社会人としてのマナーもずいぶん叩き込まれた。
会社を辞めた後、私の行く末を心配してか、伸栄学習会にもいらしていただいたことがある。
その大先輩、会社をリタイアされた後、現在、ある大学で教鞭を執っておられるとのこと。
かつてのバリバリのビジネスマンが、大学で講義をしている姿は、ちょっと想像がつかない。でも、大先輩の話は刺激的だった。
大学生の行く末が心配とのこと。
大学を卒業するには4年間の歳月と500万円以上の費用がかかる。果たして、それだけの投資に見合う「何か」を得ているのかどうか疑問、というのが大先輩の問題意識だった。
多くの子どもたちは、当然のように大学に進学する。親は4年間の教育に大きな期待を寄せている。ただ、大先輩の目には、現実は、必ずしも親の期待と一致していないと映っているようだった。
大学で何を学ぶか、大学の意義は何か、といのは古くて新しい問題。ただ、現場で教鞭を執っている大先輩の話は、切実なものがあった。
いろいろ考えねばならないことが、たくさんあるようだ………
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