都立高校の多くは学習塾対象の説明会を行っているが、国際高校はこれを行っていない数少ない高校とのこと。
もちろん、都立高校ゆえ、伸栄学習会の生徒が進学する可能性はほとんどない。ただ、全国的にも珍しい国際学科専科の高校。せっかくのお誘いをいただいたこともあり、期待を胸にお邪魔した。
同校訪問の感想を一言で表現すれば「カルチャーショック」。
定員は1学年240人。うち25名が東京に住む外国人、それに40名が海外帰国生徒。
8割以上が女子。雰囲気は女子校のよう。
高校3年生のTOEICの平均スコアは553点。これは大学院2年の平均503点、それに企業の新入社員の456点を上回る。
英語の授業は、生徒を5段階のレベルに分けて進めている。この日見学した最上位のクラスでは、ネイティブの先生が、子どもたちと、なにやら哲学的なやり取りをしていた。
「国際学科」というと華やかな印象を受ける。でも、生徒の多くは地味で、校長曰く、「むしろ、やぼったい」とのこと。生活指導も厳しくないとのことだが、茶髪の生徒もさほど多くない。
イメージが先行して、英語の得意な子も同校を「敬遠」するケースが多いとのこと。
もし、この学校、千葉県にあったら、英語が好きな活発な子に、是非、勧めたいと思った。
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