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 塾の仕事をスタッフに任せて、バンコク(タイ)を訪れた。


 目的は工場見学。学生時代の友人がタイに赴任していて、彼の好意で工場を見学させてもらった。


 20年くらい前から、「空洞化」という言葉が叫ばれるようになった。日本国内の工場が海外に移転してしまい、雇用などさまざまな経済問題が生じている。この実態を自分の目で確かめたいと思ったのが、今回の目的の一番。


 百聞は一見にしかず。タイ郊外の工場を2つ見学させてもらったが、大きな衝撃を受けた。


 まずは、その規模。工場には3000人強の従業員が従事している。彼女らは流れ作業で黙々と製品を組み立てている。昔、サラリーマン時代、日本の工場をかなり見せてもらったが、こんなに「労働集約的」な工場は、はじめて。


 従業員の大半は女性。男性はほとんどいない。男性は真面目に働かないので、必然的に女性工員が多くなることのこと。(男にとって耳が痛い)


 ただ、毎月、全体の7%が辞めてしまうそう。だから、それを前提とした労務管理が必要とのこと、賃金は月に2万円弱、日本の1/10程度。日本の工場では絶対にコストでは太刀打ちできない。


 言われた通りの仕事をするなら、タイのような発展途上国に叶わない。日本人に、これからどんな仕事を求められているか、そのためにはどんな教育が必要か、いろいろ考えさせられた。



ネコところで、タイ訪問中、目にしたのがこのネコたち。
イヌは街中にたくさん見かけたが、ネコはこれだけ。


これぞ、本当の「シャムネコ」??

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