いよいよ夏期講習が始まった。
毎度のことながら、初日の今日は、あれこれ仕事に振り回された。
昨日は休みを返上して、スタッフ総出で準備を進めてもらった。準備万端整えたつもりだったが、それでも、いざとなるといろいろな起こる。
それに明後日の22日は日食のイベントが控えている。どうも天気予報によると、晴れる可能性は低そう。その場合、理科実験教室を行うことになっているが、この準備にも追われてしまった。
受験生にとって夏は正念場。多くの生徒は、いつもと違ってかなり長い時間、塾に滞在する。
緊張の糸を切らせないためには、授業の工夫も必要だし、「なるほど!」という授業の感動も必要。ある意味で、生徒はもちろんだが、講師の頑張りがもっと求められる。
これから40日強、体調管理をしっかり行って意義ある夏期講習を作り上げたいと思う。
人は管理されている方が人生楽なんですよ。
もし自由があったら、それは必ず上手くいかない場合にたどり着く
例えば大学とかですね。あまりに休みが多く、授業の単位取得も抜け道が多すぎて簡単に卒業資格が取れる。
そうすると簡単に夜型人間になってしまって、普通に意味無くネットやテレビのアクセス時間が増える(僕はまだ早朝だけしかネットしていないので健全だと自称思い込んでいる)
結果的に、勉強量を増やすしか大学受験では有利に働かない。
だから夏休みは、進学校ではかなり入念に、勉強強化期間としてカリキュラムが組まれている場合がある。
そもそも頭や遺伝のいい悪いではなく、この普段から勉強を永続的にできる管理体制下にあるかどうかが成功の分かれ目、
社会人でも似ている。仕事と適度な遊びや娯楽がセットになっている会社環境に管理されている方が、絶対に楽、変に独立したり自営業よりは、会社で手厳しい上司や客がいて、毎日しっかり勤務してたまには遊びがあるほうが永続的に仕事はしやすい。
コメントありがとうございます。
「人は管理されているほうが楽」というご指摘、その通りなのだろうと思います。ただ、恥ずかしながら、私はこれに気付くのにずいぶん遠回りしてしまいました。
実は、私自身、まったく逆のタイプ。人から管理されるのが大嫌い。そして、人はみな、自分と同じと根拠なく信じていました。自分とは異なるこのタイプの人がいる、ということに気付くのは、私にとってとても難しいことでした。
勉強で成果を上げるには、勉強をやればよい、これを実現するためにキチンとした管理体制を整えなければならない。このことは塾にとって大切な役割の1つだと思います。夏期講習はこの意味でも大切だと認識しています。
ただできれば、この「管理」、子どもたちには、他人から管理されるのではなく、いずれは自己管理できるようになって欲しいと思っています。
自己管理が常識程度にできればそれで周りが鞭を持って、無理やり勉強させる必要はないと思います。
上位の大学に進学する受験生の生活習慣を見ていればなんとなく分かります。
管理下にあったほうが、どう考えても結果が出やすい、下手な自由はだいたいが、大失敗に終わる。
という現実にいつ気が付くかが大切だと思います。
社会人になっても気が付かない人もいますが、きづかないと大体が平均以下の所得であったりします。
日本の若者の価値観としては、平均ぐらい、みんなといっしょ、仲間との薄いつながりを重視する傾向があるので、過度の成功よりは、平均かそれ以上程度の成功に収まるのを強く狙っています。
自己管理ができたほうが、結果が出やすい、大失敗をする可能性が極端に減るという事実に気づいた時が、自己管理可能元年だと思います。
コメントありがとうございます。
「自己管理元年」という表現はとてもいいですね。
伸栄学習会のすべての生徒にとって、2009年度がこうなる年であって欲しいと思います。
ご指摘の通り、自己管理力と成績とは高い相関にあるように思えます。
自己管理の大切さに気付き、これを実行する「忍耐力」を身につけて欲しいと思っています。
塾として、これをどのように具体化するかが問われるところだと認識します。