ベトナムに行くのははじめて。実は、ベトナムに日本から直通便がたくさん飛んでいるなんて知らなかった。まして格安航空券が出回っているなんて想像もしていなかった。
3/11-15は塾の休み。試しに格安航空券のサイトを見たら、たまたまベトナムがあった。「それならば」と思い、急遽、チケットを購入した次第。
ホーチミンでまず驚かされたのは、行き交うバイクの数。まるで滝のよう。道路いっぱいにバイクがあふれかえっている。
信号がないわけではない。でも、右折車はスピードを落とさず横断歩道上を疾走する。それに信号無視もチラホラ。だから道路を横断するのは命がけ。着いた初日は、怖くて横断できなかった。
ベトナムといえば、やはり「ベトナム戦争」。市内に戦争に関連した博物館がいくつかある。
ただ、恥ずかしながら、わが子たちにとって「ベトナム戦争」は歴史上の出来事。物珍しそうに陳列物を見るだけで、リアリティを全く感じていない。
終戦の1975年からもう30数年たった。ベトナムは若い人が多い。戦後生まれが人口の5割を超えているとのこと。
そういえば、かつて上野のアメヤ横丁には、米軍が使ったシュラフなどがたくさん売られていた。「この中にはベトナムで戦死した兵士を入れたものもある」、とウワサされていた(本当かどうか確かめたことはないが)。
私の年代にとっては、ベトナム戦争は自分が生きた一コマ。歴史的出来事では決してない。
南ベトナム解放民族戦線(ベトコン)の拠点だった、クチへのツアーに参加した。
クチには、1948年から20年間かけて手で掘り進んだ地下トンネルが残されている。当時の激戦の様子が伺えて感慨深いものがあった。
最終日、大奮発してサイゴン川近くに立つ高級ホテルの屋上のバーに上る。
最高の眺望。子どもたちも大喜び。それでも、3人分の飲み物代合計は2000円弱。発展途上国では、お金って使い出がありますね………
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