久しぶりに歌舞伎の幕見を見た。
幕見とは歌舞伎を1幕ごとで区切って見ることができるシステム。歌舞伎をすべて見ると4時間以上かかるが、1幕だけなら1時間くらいで終わる。それに料金も安い(1000円前後)。
銀座で時間が余ったときにときどき利用させてもらっている。ただ、案外、開始時刻にピッタリに間に合うことも少なく、行こうと思ってもタイミングの合わないことが多い。
歌舞伎座は来年春から建て替え工事に入り、現在「さよなら公演」を行っている。この日の出し物は「元禄忠臣蔵」。
日本人の心のふるさとのような物語。歌舞伎には明るくないがとても楽しめた。
やはり1幕しか見られなかったのは残念。それに、わが家の子どもたちは忠臣蔵をよく知らないよう。
それならばと思い、帰り際にチケット売り場に立ち寄ってみた。すると、残りが結構あるよう。早速、チケットを求める。
後日、また来るまでに、せめて、「峠の群像」でも読ませなければ。
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