夕刻、伸栄学習会の生徒と保護者の方を引率して、県立行徳高校にお邪魔した。
同校の先生の「いつ来て下さっても結構ですよ。」というありがたいお言葉に甘えた次第。
この時期、中3生は進路の決定に悩み抜いている。地元の浦安・行徳には似たような偏差値の高校が複数ある。しかし、それぞれの高校の校風や文化はかなり違う。
これらを知ってもらうには、この時期はある意味絶好の機会。
すでに日が暮れて辺りはまっくら。行徳高校の中に残っている先生は、その先生だけ。でも、いやな顔ひとつしないで親切に対応してくれた。
部活を活性化したいこと、そのために特色化選抜に工夫を凝らせたこと、同校の最大のイベントは文化祭でも体育祭でもなく卒業式であること、チョークを持って講義をする先生は同校ではつとまらないこと………等など、私にとっても参考になる話がたくさんあった。
最後に、「私は行徳高校の職員である前に、県の職員です。多くの公立高校を見て、納得のいく高校を選んで下さい」という言葉。
これに、ちょっと感動した。
公立高校の先生の朝は早い。夕刻遅く、他の先生がお帰りになってしまった後に、行徳高校のPRを熱心にして下さった。当然、自校の受験者を一人でも増やしたいはず。しかし、最後の言葉がこれ。
改めて、同校の良さを感じた。
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