地元の中学校で出題された定期試験の分析を行った。
定期試験の問題解析はふだんから、各講師レベルあるいは業務打ち合わせなどの際に行っている。塾の学習指導のためには基本的はこれで十分かと思っている。
ただ、今日、この分析を行ったのは出題の意図や、学校間の指導の違いを探るため。
入試問題は受験生へのメッセージーとかラブレターと言われることがある。定期試験も同様で、担当の先生から生徒に対するメッセージの1つである。先生の期待や指導内容の定着度を測定する重要な機会でもある。
問題を1つ1つ見ていくといろいろなものが見えてくる。出題の出典(教科書、学校で配られたワークなど)や難易度などはもちろんだが、先生がそれぞれの問題を出した意図が見えてくる。
特にスタッフと意見を言いながらワイワイやっていると、この問題は××の理解をみるため、この問題は○○………と、会ったことのない先生の心の一部が浮かんでくる。
ただ、やはり、どうしても出題の意図のみえないものもある。なぜ、この問題を出題したのか、どんな力を試したいのかがさっぱりわからないものだ。私たちの理解が正しいなら、こういうのを「悪問」というのかと思う。
入試でも何でもそうだが、「分析」というのは本当に楽しい。いくつかの事例を積み上げて、コアに迫る達成感もある。
塾の仕事って本当に楽しいですね。
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