県教委の方から、千葉中の入試結果と高校の入試制度の変更についてお話を伺った。
1時間強の話だったが、とても内容が充実していた。ただ、「オフレコの部分もあるので取り扱いは慎重にして欲しい」との要請があった。あまり詳しく書けないのが残念。
でも、その一部を紹介すると………
千葉中の入試結果については、「グラフの読み取りが甘い」「表現力が不十分」「設問のルールを満たしていない」解答が多かったとの由。いずれも、今の子どもたちに共通した弱点かと思う。
「問題量が多いのでは」という質問に対しては、「短時間で大量の情報処理を正確にできる生徒を求めている」との回答。
また、80名の合格に対して17名の辞退者があったとのこと。
高校入試の変更については、現行の特色化選抜の限界について指摘があった。53校も独自問題を実施していること、その結果ミスも発生していることを懸念。新制度になれば、独自問題作成校が大幅に減ることを期待してるようだった。
話の中で何度も「表現力」という言葉があった。子どもたちの表現力を向上させることが、大きな課題となっているようだ。これは文科省の新指導要領の「言語活動」とも一致する。
教育行政の大きな流れも実感。収穫の大きい一日だった。
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