同校は3年前、千代田区の校舎を法政大学に譲渡、お台場に新校舎を建設。それを機会に女子校から共学校に変身した。
男子校や女子校から共学校に変わる学校は多い。かえつ有明もその1つ。その中でも、共学化の成功例として評判の学校でもある。
一度、同校に行きたいと思っていたが、いつも何かと予定が入る。そんなこんなで、3年目にして念願の初訪問となった。
この日は、わざわざ地下鉄東西線の門前仲町からバスで行くことにした。遠い昔、門前仲町から有明近くに出向くチャンスがよくあった。この辺りは東京でも最も進化をとげた地域。景色の変貌も目にしたかった。
やはり予想通り、かすかに記憶に残る昔の風景と、現実に目にする風景はまったく別。高いビルがたくさんそびえているのを目にしつつ、東京の歴史の推移を感じた。
同校に到着。実は、お台場の近代的な雰囲気を予想していたが、工場地帯の跡地のようなところにあるのにビックリ。後で、「ゆりかもめ」で通う生徒もいないことも知らされた。
実は、私の同校のイメージは、“お台場、ゆりかもめで通学”だった。
話を聞き、そして、校舎見学ををさせていただき、同校が昔の嘉悦女子ではまったくないのを実感。進学校として発展したいこと、そして、高校募集は部活の活性化のために、ごく少数(40名)残すことを理解した。
東京、そして、かえつの変貌、歴史のうねりを実感した一日だった。
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