和洋九段女子の塾対象説明会に出た。
創立111年の伝統を持つ中高一貫校。和洋女子大学の付属校ながら、卒業生のうち同大学への進学割合は7%程度。最近は、東京西部の生徒が増えたため、市川にある和洋女子大学への進学者が減少傾向にあるとのことだった。
実は、和洋九段の校舎を訪れたのは今回はじめて。行こうと思いつつも、いつも他の用事とぶつかりチャンスに恵まれなかった学校だった。
中学の授業の見学をさせていただいたが、とても落ち着いた雰囲気。案内してくれた先生も「とても授業がやりやすい」とおっしゃっていた。私立の「良さ」の1つかと感じた。
塾対象の説明会では、ほぼ必ず、大学への進学実績について説明がある。しかし、この日の全体説明では、進学についての話は全くなし。上記の進学の話も個別の質問で聞いた話。塾対象の説明会としては珍しいケースだった。
配布資料を見ると、4年制大学への進学者のほぼ半分が指定校推薦での進学。
一般入試での進学者は全体の20%程度。高校1年生から、成績上位者のための「特別進学クラス」が1クラス作られているが、このクラスの生徒にも、希望すれば指定校推薦が割り振られるとのことだった。
中高一貫校ながら、英語や数学などの「先取り学習」は一切なし。女子校らしい穏やかで落ち着いた学校という印象を強く持った。
コメントを残す