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 昨日、千葉駅近くのホールで大学進学説明会が開かれた。


 伸栄学習会の生徒・保護者も10名近く出席いただいた。この説明会には、東大をはじめとする国公立大学や上智・青学・法政などの上位私大も参加。これだけの大学関係者と個別面談できる機会は滅多にない。貴重な機会だった。


 私自身も多くの大学から情報をいただいた。


 この日、一番の収穫は東大の大学院について。


 東大は、現在、学部と大学院の学生数が同じ。ということは、理系に限っては院生の方が多い。


 一方、理系の大学院は本郷と柏にあり、その関係がよくわからなかった。一般的には他大学の学部卒業生は、柏キャンパスの方が入りやすいといわれている。その理由や卒業後の進路の違いがあるのかどうかなど、これまでナゾだった。


 話を聞いて納得。


 本郷には学部に根を下ろした研究室が多い。だから、東大の出身者の多くがそのまま院に進む。内部生が多いので、外部の募集が少なくなる。


 一方、柏の研修室は学部と切り離されたものが多い。だから、東大生の比率は少ない。従って外部募集のウエイトが高まる。


 役所や企業の評価は、本郷だからとか柏だからという差はない。従って、東大卒業生がどちらの大学院に進んでも評価者同じ。ただ、本郷の方が評価が高いように思われているのは、東大の学部出身者ウエイトが高いから、とのこと。


 多くの企業などが、大学院とともに、どの大学を卒業したかを評価対象にしているのがその理由。


 話を聞けば単純なこと。でも、こんな実態、はじめて知りました。 

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