知り合いの塾長に勧められて『教員改革』という本を読んだ。サブタイトルは「問題教員」と呼ばれる彼らと過ごした三年間。
著者は研修担当官。ふつうの研修ではなく、指導力不足で不適格と判断された教員対象の研修を行ってきた人。本の中で、研修の生々しい現場や、行政のスタンスなどが紹介されている。
とても刺激的な内容。一気に読破した。
著者が紹介する不適格教員の共通項は次の通り。
①小学校の学級担任(中学・高校は少ない)
②年代は40才~50才台
③不適格に至る原因はコミュニケーション不足と唯我独尊。
④教師になる前に企業で働いた経験のある人が多い。
⑤そして、一度、不適格の烙印を押されると現場復帰が困難。退職に至る。
これって、私のこと………??
塾では小学生だけを教えているのではない。でも、毎回、同じ生徒と顔を合わせるという意味では、小学校の先生と同じ。残りの②以下はすべて私に当てはまる。
確か、この本を紹介してくれた塾長も、「オレのことかと思った」と言っていたような気がする。
とすると、塾長の多くって、実は、「不適格教員」………??
いや、身につまされました。
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