高校生用の指導に使う授業(動画)を作っている。
現在、数Ⅰを作成中で、今日は大半の時間をこれに費やした。中学生の用の動画はほぼ作り終えていて、毎日、子どもたちが実際の授業で使っている。
高校生の動画作りは中学生とは別の意味で本当に難しい。まず、生徒の学力レベルがバラバラ。もちろん、小学生も中学生も学力格差はある。しかし、高校生の格差はもっと大きい。
だから、動画を作る中で、「この因数分解がわからないなら、今すぐ授業をストップして先生の助けを求めること!」という言葉を何度も挿入した。実際に、学力の低いこの立場に立って授業(動画)を作ると、いかに高校の数学が複雑なのかよくわかる。
最近、塾向けの市販の動画がたくさん売り出されている。これらをずいぶん物色したが、結局、自分で作ることにした。この理由は、やはり、説明が十分でなかったり、レベルが高すぎたりするから。
大多数の高校生にとって、市販の動画は難しすぎる。これはトップレベルの高校に通う子にとっても同様。数学が好きで得意教科とか、基礎レベルが万全の大学受験生を除いて、やはり難しすぎるように思える。
1時間くらいの動画を作るともうヘトヘト。
もちろん、授業をするのはたいへん。でも、これはこれで気力・体力を消耗する。でも、たぶん、まわりのスタッフたちの目には、遊んでいるように見えるのだろうな………
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