先日、インド式算数のセミナーで講師をされた学心塾のご協力で、同塾の算数の授業を見学させていただいた。
同塾は平塚市に10教室を展開している老舗。インド式算数は5年ほど前から取り入れているとのこと。「実際の授業を見学させて欲しい」という厚かましいお願いをしていたところ、快く応じていただき、昨日、千葉県の塾仲間6名とともに訪問させていただいた。
見学させていただいた授業は小6生。授業は百マス計算から始まった。どの生徒も集中してタイムを競っている。「インド式算数を取り入れてから、授業の集中度が増した」という話を伺っていたが、子どもたちの姿を見て納得。
次にいよいよインド式算数の授業に移る。前回の授業のやったという、2ケタの計算の復習から入る。
速い!!
百マス計算ではどの生徒よりも私の方が計算が速かった(当たり前か)が、インド式算数では何人かの生徒にかなわない。計算方法などは私も知っているが、スピード競争で完全に負けてしまった。
次に新しいインド式算数の計算方法の説明がされる。生徒の理解も早い。部分的に暗算の必要な計算だが、生徒はほとんど苦労していないよう。やはり、かなり「鍛えられている」ようだ。
百マス計算とインド式算数でだいたい30分弱。この後の授業は、正負の計算に移った。
実際の授業を見せていただき、だいぶイメージがはっきりした。基本的には一斉授業に適した指導のようだ。生徒間の競争があったほうが、導入がスムーズにいくように思える。
伸栄学習会のような個別指導の場合、特別な仕組みを作らないと難しいように思える。ただ、インド式算数は生徒の集中力向上にとても効果的だ。
導入の可否について本格的に検討してみたいと思う。
コメントを残す