職場研修生15名ほどが当学習会にお見えになった。
知り合いの塾の紹介で年に数回行っているもので、対象は、就職準備中の若い方だ。彼ら(女性の方が多いので彼女らとすべきか)は、国の職業支援対策の一環として、2~3ヶ月程度のパソコンなどの実務研修受験している。
職場研修とはいっても、時間はせいぜい2時間程度。研修の中身はすべて当学習会に任されている。以前は、何をやるべきかずいぶん迷った。
せっかくの時間をいただくのだから、何か、将来に役に立つものを提供したい。ただ、それぞれのニーズはバラバラ。いろいろ迷った末、数年前からは、速読速聴の体験をしてもらうことにしている。
速読速聴は1回の体験でも、速諸スピードが上がるなどそれなりの効果が出る。読解力向上や読書スピードのアップは、就職活動にも間接的に役に立つ。
ただ、もう1つ大きな理由がある。それは、就職活動をしている方に、塾の魅力を知ってもらうことだ。塾業界は慢性的に人手不足で悩んでいる(当学習会も例外ではない)。
多くの人には、塾は単に「先生」を募集していると思われている。もちろん、それはそれで間違いはないのだが、塾は単に「先生」だけを募集しているのではない。
多くの企業と同様に、企画をする人や事務を進める人など多様な人材を求めている。塾のいろいろな側面を知っていいただくのは、彼らにとっても無意味ではないと思う。
今日はスタッフ2人にすべてを任せて、速読速聴の体験を行ってもらった。「何か」を持ち帰っていただけたらありがたいと思う。
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