ホームページの上級セミナーに出た。
初級・中級とセミナーを受けてきたがいよいよ上級編。各級とも2回でワンセットになっているのでこれで5回目の受講。会場の千葉モノレール「市役所駅」の周辺にもだいぶ明るくなった。
当初は単なるホームページの作り方を教えてもらうものと思ってきたが、ここまで来るとだいぶ趣が違う。
単なるコンピュータの知識というより、「集客するにはどうしたらよいか。何のためにホームページを作るのか。」という何やら経営学的な要素が強くなってきている。
「最初に全体の企画をしっかり立てろ。そして、1ページ1ページに目的を持たせろ。その上で、それらをキーワードに落とし込んでいけ。」と講師は言う。
しかし、現実の当学習会のホームページは、そこまでビジネスとして考え抜いて作成したわけではない。こんな情報を提供したいとか、こんな情報があれば生徒・保護者のお役に立つかも………と思いつつ、自然発生的に作ってきたものだ。
だから、プロの作ったものと比較すると全体の統一も取れていない。キーワードもページごとにマチマチになっているようだ。
ビジネス目的のホームページとしては、かなりレベルが低いことが理解できた。改善すべき点は改善すべきである。
しかし、改めて、考えてみれば、当学習会のホームページは「純粋にビジネス目的」で作ったものであろうか。
そもそもは「教育についてこんな考え方を持っていますよ」とか「こんな情報がありますよ」ということなどをお知らせするために作ったのではないだろうか。そして、その考えは今でも変わっていない。
とすれば、一般のビジネス目的のホームページとは違っていていいのではないか………という気もしている。
塾は経営である。これは紛れもない事実。でも、経営の目的だけで塾を始めて、現在に至っているわけではない。
改めてこんな青臭い「原点」を考えさせられたセミナーだった。
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