夏期講習も今日で5日目。ほとんどの生徒との“ファーストコンタクト”が一段落した。夏期講習は一人ひとりの課題が皆違う。ファーストコンタクトのときにそれらを確認するので、どうしても講習当初はバタバタせざるを得ない。
ところで、今年も、AO・推薦入試にチャレンジする高校3年生が何名かいる。AO推薦入試では“偏差値”が必要ないので、一発逆転が可能。ただ、夏期講習は正念場。ある意味、一般入試以上に頑張る必要がある。
今、生徒たちに強く指示しているのは、世界でたった1枚の「志願理由書」作り。
多くの生徒の「志願理由書」は、透明人間の書いた書類のよう。少し変えれば内容はほとんど同じ。これでは「差別化」することが難しい。
しかも、大半の高校生は、外見的にはそんなに特別な活動はしていない。だから、「素直に」活動報告をまとめれば、みんな同じになってしまう。だから、どうしても、これまでの人生を深くえぐる作業が必要になる。
自分のこれまでの人生をアウトプットするのだから簡単そうに思える。ところが、高校生はこんなことをやったことがない。だから、とても苦しむ。
今月いっぱいがこのヤマ場。
普通の勉強とは違った「産みの苦しみ」を味わっているところ。苦しみから逃げるのはとてもカンタン。逃げないで頑張って欲しい。
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