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5711e55c.jpg 所属する塾の団体が「植樹祭」を行った。団体ができて20年を記念して開かれたものだ。

 場所は館山道の姉崎袖ヶ浦ICを出てすぐのところ。とても便のよいところだ。実は、昔、この近くの海岸で何度も釣りをしたことがある。多い年は年に50回以上。こんなに来るなら、この近くに掘っ立て小屋でも買おうかと考えたこともある「懐かしい」場所だ。


 植樹祭なんてはじめての経験。何をするのかと思ったら、最初に、下草を刈って、次に適当な大きさの穴を掘る。そして苗木を植えて周りを固める。この日は、全体で250本の植林をしたそうだ。


 先日、あるセミナーでこんな問いかけがあった。「人間が一生に排出する二酸化炭素を酸素に戻すには、何本の木が必要か」というものだ。


 答えは「25本」


 ということは、この日、家族4人で4本の木を植えたから、一生の25分の1のノルマを果たした計算になる。


 しかし、この植樹祭、気の遠くなるような事前の準備が必要だったはず。


 模擬店の設営(山の中だから当然下草狩りが必要)、植林の場所の選定(どこにどんな木を植えるのか、予め目印が立てられていた)、それに会場へのアクセスバスのチャーター等など、ちょっと考えただけでもものすごく手間がかかることがヤマのようにある。


 私たち参加者は、たしかに植林の雰囲気を味わうことができた。でも、その背後には役員や関係者などの膨大な労力があったはずだ。ありがたいことと感謝しつつ、楽しい1日を過ごさせていただいた。 

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