ゴールデンウィークを利用して家族5人で金沢で過ごした。
金沢は本当に久しぶり。学生時代に5~6回ほど訪れたことがあるが、今回はそれ以来かもしれない。兼六園周辺を歩いても、「昔、ここに来た」という感触はまったく得られなかった。
1週間滞在したが、旅行らしい日を送ったのはこの1日だけ。残りの日は、釣りをしたり、本を読んだり、長女と一緒に数学の問題を解いたり、気まま時間を過ごした。ちなみに、釣りといっても、いい加減な投げ釣り。朝早く起きて、船に乗ってという、「マジメ」なものとはほど遠い。
子どもたちからは、「いつもの生活と変わらない………」と言われたが、彼らの実感としてはその通りかもしれない。
ただ、私にとってはすこし違う。ふだんの生活では、1日マルマルの休みはあまり取れない。日曜日も、何かと予定が入ることが多い。その意味で、子どもたちと一緒に過ごせたこの1週間は、私にとっては「かけがえのない時間」だった。
親と子では、同じ時間や空間であっても、感じ方は天地ほど違うものらしい。
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