塾の入口にのぼりを立てた。
先日、ある塾長からいただいたものだ。これまで、何人の方から、のぼりを勧められてきたが、今回、ひょんなことから実現した。
当学習会は、もうこの場所で27年間も塾をやっている。浦安市内では「最古」の塾といわれている。しかし、それでも、先日、はじめていらしたあるお母さまから、「あ-、こんなところにあるのですねぇ~」と言われてしまった。
実はこのセリフ、年に数回は必ず耳にする。
川沿いで、住宅地の中にあるので目立たない。それに、チラシをバンバン打っているわけでもない。残念ながら、広告宣伝力では見劣りする。
当学習会のように、多くの個人塾は営業力が弱いと言われている。外部に向かってPRすべき力を、どうしても内部の授業の質の向上にばかりに目が集中してしまいがちだ。
ただ、その結果、個人塾はどんどん消えている。いくらよい授業を行っても、生徒を集める営業力がなければ経営は成り立たない。
個人塾の塾長は職人気質で、生徒のことしか考えない人が多い。だから、営業と授業をバランスよく力を注げと言われても、なかなかそのバランスが取れない。しかし、生徒のためにも、もっと個人塾は努力しなければならないと思う。
のぼりを見た生徒から、「塾らしくなったね」と言われた。すこしは塾の存在をアピールできたようでうれしかった。
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