「ららぽーと」の近くに“不思議な空間”がある。お気付きの方もいらっしゃるのではないかと思う。
浦安から国道357号に出て千葉方面に向かうと、左手に「ららぽーと」がある。そのまま直進すると、国道の左は高いフェンスに覆われている。フェンスの内側は全く見えない。
さらに200メートルほど直進すると信号がある。そこだけはフェンスがとぎれている。大きな鉄格子の門があって、運良く(?)信号が赤になると内側を覗くことができる。
なんと、そこには、古い2階建ての家が並んでいる。その町並みは、子どものころに見た昔の町並みと同じ。30年から40年ほどタイムスリップしたような光景だ。
フェンスに沿って国道の交差点(若松)を左折すると、そこは“不思議な空間”への入口。しかし、遮断機があり監視員がいつも見張っている。下手に近寄ると、「逮捕」されてしまいそう。
一度だけでいい、中に入ってみたい………!!
実は、中2の次男も同じ思いようだった。そこで、作戦を考えた。
そうだ、夏休みの「自由研究」を口実にしよう!
………ということで、今年の次男の「自由研究」はこれで決まり。
次男は何度か、“不思議の空間”にお邪魔したようだ。そこは厩舎。船橋競馬場の方にお世話になって、お陰で、レポートもまとまったようだ。
ただ、肝心の私は、中に入る機会がない!!
何としても中に入ってみたい。そこで、船橋競馬場の方への御礼のスケジュールを調整し、昨日、ようやく念願がかなった。
本当に、そこは、異次元の空間。
建物は古く、舗装されているのはメインの道だけ。馬がいて(厩舎だから当たり前か)、ネコがいてニワトリもいる。のどかで時間の流れもぜんぜん違う。国道を走る車の音が聞こえる。その音は疑いもなく21世紀。でも、自分が見ている光景は20世紀の中ごろ。懐かしさが込み上げてくる。
想像していたとおり、いや想像していた以上に、そこは“不思議な空間”だった。
あの中で生活している人が羨ましい!
いつか、あそこに住んでみたいなぁ~………………
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