昨日、いやがる長男を連れて2つのコンサートに行った。
1つは京劇。京劇とは中国の歌舞劇(一種のオペラもしくは歌舞伎?)で、久しぶりにその独特の世界に浸った。ただ、残念ことに、肝心の歌(アリア?)の部分でマイクが使われている。このため、迫力がまるで感じられない。
京劇については詳しくないが、こんなにマイクに頼った公演ははじめてだった。まるで、大きな画面のテレビを見ているようで、ナマの迫力がまるで感じられない。会場は東京芸術劇場の中ホール。大して広くないホールなのに残念だった。
公演後、主催者に質問すると、「最近の京劇はみんなこんなもの。歌手が大きな声を出さなくなった。」と言っていた。
もう1つは、安倍なつみのコンサート。前々から、はやりの歌手のコンサートに行きたいと思っていたのがようやく実現。京劇が昼過ぎに終わってしまうので絶好の機会となった。
実は、ポップスの公演に行くのは、本当に久しぶり(学生時代以来?)。塾では見られない高校生の姿を期待していたが、集まってきているお客は、ほとんどが20代後半のよう。しかも男性客ばかり。年令××才の私は、かなり「浮いてしまう」のではないかと危惧したが、まったくの杞憂に終わる。私よりもっと年配の人もいっぱいいた。
コンサートが始まると、蛍光灯のライトを振り回して、「ナッチャン(?)、ナッチー(?)」と総立ちになって叫んでいる。みんなどこで覚えてきたのか、振り付けもかけ声もピッタリ合っている。安倍なつみより観客を見ているほうがよほど面白い。
ただ、この雰囲気、どこかで見たような気がする。そう、日本代表のサッカーの試合やマリンスタジアムの外野席にそっくり。コンサートもスポーツも、共通点が多いのを知ってビックリ。
知らなかった世界をのぞくのはやはり楽しい。次は長女を連れて別のコンサートに行ってみるか……
ぜひまたお子さんを連れて安倍なつみのライブにいらしてください(^^)
いやぁ、いい年してお恥ずかしい限りです。でも、会場の雰囲気にとても親近感を覚えました。しばらくライブ通いにはまるかもしれません………